布製コーヒーフィルターを作ろう
- 2023/05/16
- 10:41

繰り返し使用可能な布製コーヒーフィルターは簡単に作れます。型紙(展開図)はこれ↑今まで使っていた紙製フィルターを切り開いてかたどると、大きさの間違いがないでしょう。底に縫い目を作らないこと。横の縫いしろは外側にとること。がポイントです。そして素材はネルがいい。目が詰まり過ぎている布だとコーヒー液がうまく落ちないし、薄すぎる綿ブロード等はハリがなくて使いにくいです。ミシンを使うまでもありません。お気...
377万倍の私
- 2023/05/13
- 19:54

377万分の1である私とイーオ。イーオは横浜市のごみ削減プロジェクト「ヨコハマ3R夢」のマスコットです。地球のごみを減らすために「へら星」から来てくれました。横浜市の人口は、現在約377万人です。ですから、あなたが「このくらい」と思って分別せずに出したごみは377万倍に増殖するおそれを持っている。「市民である」とは、そういう概念を持つこと。戸塚区だけでも4千ヶ所以上あるごみ集積所を、毎日地道に回って...
アンデルセン童話とごみの分別
- 2023/03/16
- 21:06

アンデルセンの童話に「しっかり者の錫(すず)の兵隊」というのがあります。私は小学生の時この物語を読んだことが、ごみ問題に対する目覚めでした。ご存知の方も多いと思います。日本では「錫」ではなく「鉛(なまり)」の兵隊とされているのも多いのですが、原作は「錫」です。ある男の子が誕生日の贈り物として、錫で出来た兵隊の人形セットを貰います。その中の一人だけ、脚が一本ありませんでした。原料である錫が足りなかっ...
ごみ教育は14歳の少女を救う
- 2023/03/03
- 13:12

14歳の時、グレそうになった。14歳の少女は壊れやすい。あの世とこの世の境目にいるといってもいい。どちらに転ぶか、とてもあやうい位置に存在しているのだ。私の場合は父が問題のある人だったので、その父への嫌悪感、父親不在の分、頼りにし、ほとんど崇拝していた5歳上の姉がどんどん大人になって私から離れていってしまうという不安感、私には見えているものが他の人には見えないらしいという孤独感、社会への疑問、恐怖...
「お下がり」考2 文化のお下がり
- 2023/02/23
- 20:08

以前、夫のお下がりのアディダスを着ている話を書きましたが、私は半分以上「お下がり」が原料で出来ている人間かもしれません。三人姉妹の末っ子なんです。2歳上と5歳上の姉がいます。服はお下がりが当たり前でした。カバンなんかもそうですね。「お下がり」に対してネガティブな感情はありません。むしろ好きですね。「お下がり」が。これは、作家・向田邦子の妹さんである向田和子氏も語っておられましたが、姉が着ている服を...